交通事故に遭ったら個人で対応?弁護士に相談?

示談交渉
交通事故に遭ったら個人で対応?弁護士に相談?

交通事故が発生したら、被害者自身で対応するか弁護士に相談するかで問題解決の流れが異なります。では具体的にどのように変わるのでしょうか。

目次
  1. 交通事故を起こしてから解決までの期間は
  2. 個人で対応する場合
  3. 弁護士にはいつ相談をはじめればいいの?
  4. 弁護士に依頼する場合の流れ
  5. まとめ

交通事故を起こしてから解決までの期間は

交通事故が発生し、実際に問題解決にいたるまでの期間は、事故や怪我の程度によりますが、おおよそ半年ほどといわれています。弁護士に依頼することで、早ければ3ヶ月で交渉が解決する場合もあります。

個人で対応する場合

個人で示談交渉に対応する場合、まず示談交渉に必要な資料集めに多くの時間を割く必要があります。しかし交通事故の被害者のなかには仕事をしている人も多く、この示談交渉の準備が日常生活に大きな影響をおよぼす可能性があります。

さらに被害者が負傷している場合は、治療をしながら準備を進める必要があり、精神的にも身体的にも大きな負担となります。一方、交渉する相手は、加害者側の加入する専門知識を持った保険会社の担当者であることが多いため、最低限の専門知識や交渉力も必要となってきます。

また、交渉する相手が交通事故の加害者本人であった場合などは、感情的になってしまい、冷静な判断をおこなうことが難しい場合があります。

弁護士にはいつ相談をはじめればいいの?

交通事故が発生してからあまり時間が経ちすぎると、加害者との示談交渉を有利に進めにくくなってしまうため、弁護士に依頼する場合は早めに依頼するほうがよいといえます。しかし、被害者が負傷しているような場合は、まずは怪我の治療に専念する必要があります。

以上のことを踏まえたうえで、加害者側の保険会社の担当者が出てきたときにはすぐに弁護士に依頼できるように準備しておきましょう。

弁護士に依頼する場合の流れ

交通事故を起こした場合の示談交渉は、個人で対応するより専門知識を持った弁護士に依頼するほうが、スムーズに交渉を進められる可能性が高いことがおわかりいただけたかと思います。そこで、具体的に弁護士に依頼する場合の流れを説明します。

交通事故が得意な弁護士に相談しよう

弁護士とひとくちにいっても、それぞれに得意分野があります。したがって、特に交通事故案件に注力している弁護士を選ぶことが大切になります。

また、弁護士のなかには無料相談をおこなっている事務所も増えてきていますので、そういったところを利用するというのもよいでしょう。

弁護士に示談交渉を依頼

無料相談などを利用して相談を実施し、その内容をもとに弁護士からアドバイスがあります。このアドバイスを聞いて、実際に弁護士に依頼をするのかどうかを判断してみるのがよいでしょう。

アドバイスの例としては、例えば下記のようなものがあります。

・慰謝料の請求や増額ができそうか

・示談交渉は被害者側に有利に進められそうか

弁護士が示談交渉の準備をおこなう

実際に弁護士に依頼することになった場合は、被害者に代わって弁護士が資料集めなど示談交渉の準備をおこないます。

弁護士が示談交渉をおこなう

示談交渉の準備が整いましたら、実際に弁護士が加害者側の保険会社と示談交渉をおこないます。

加害者側の保険会社の担当者は、専門知識が豊富で示談交渉にも慣れていますが、過去の判例をもとに交渉してくれる弁護士に依頼することで、被害者側の精神的負担も軽減し、結果的に示談金額や損害賠償金額の増額も期待できます。

まとめ

交通事故を起こした場合、問題解決までにおおよそ半年かかるといわれています。しかし、この問題解決を弁護士に依頼することで、早ければ3ヶ月で交渉が解決することが期待できます。交通事故の問題解決を個人で対応する場合、示談交渉の準備に多くの時間を割く必要があり、精神的にも身体的にも大きな負担となります。

さらに交渉する相手は、専門知識を持った保険会社の担当者であることが多いため、最低限の専門知識や交渉力も必要となってきます。

 そこで、交通事故の問題解決に特化した弁護士に示談交渉を依頼をすることで、問題解決がスムーズに進み、被害者側の精神的負担も軽減するうえ、示談金額や損害賠償金額の増額も期待できます。

弁護士事務所のなかには、無料相談をおこなっているところも増えてきていますので、まずはそういったところを利用してから依頼をおこなうというのもよいでしょう。

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